今日、
仕事で
ため息をついた
あなたへ、、、

                     
編著 BPW札幌クラブ
発行 共同文化社
定価 1,300円+税
発行日 2003年11月23日
※オンライン書店サイト「Yahoo!ブックス」「bk1」ほか、
道内主要書店にて好評発売中!
     
       

この本は、自分らしくのびのびと仕事をしたいと願うすべての女性に贈る“応援歌”です。『今日、仕事でため息をついたあなたへ、、、』というタイトルには、今日に続く明日がもっと輝くように、という願いが込められています。(中略)

一日の仕事が終わったときに、ふとため息をつく瞬間はありませんか。仕事もプライベートも一生懸命、でもなんとなくうまくいかない。少し疲れちゃったなぁとこの頃思う・・・・・・。そんな気持ちと静かに向かい合いながら、この新しい本を手に取ってみてください。

新しい一歩を踏み出すヒントになるかもしれません。
(本書「おわりに」より)



[目次より]
女性と仕事、どう変わった? 三十年間の社会天気図
 意識改革が始まった“風”の時代
 悩める総合職の“晴れときどき曇り”
 多様な働き方のできる“晴れ間”を求めて
エッセイ
 本気になれる仕事との出会い
 チャンスをどう引き寄せるか
 私が迷いを感じたとき
 転機をステップアップに
 マイ・ライフワーク
[Report] 私が出逢ったアジアの女性たち
[座談会] 働き続けた女性の定年後
[提言] 働く女性から明日への手紙

 社会環境
 仕事と育児
 教育環境
 年金制度
 国際社会と女性
[Report] 女性学三十年を振り返って――北海道から
働く女性の悩み相談室
年表――女性と仕事三十年の歩み
会員プロフィール

     

【編集委員からひとこと】
 この本は、当クラブの30周年記念誌として位置付け、会員たちが1年以上前から準備を進めてきました。働く女性を取り巻く課題について今日的なテーマを扱い、会 員それぞれが執筆者となって自身の職業観やメッセージを綴っています。

 全編を通じたテーマは「女性にとって仕事を続ける意味とは何か」という問題意識です。欧米に比べ、特に出産・育児期にある女性の離職率が高い日本において、女性 の継続就業は重要課題の一つです。そのためにも、仕事を続けることの意味を女性自身が前向きにとらえられるよう、さまざまな“迷い”について一緒に考えてみようというのがねらいです。

 もちろん、対象は子育て期の女性に限りません。人生経験を積んだ世代の女性にも働き続けるうえでのさまざまな思いがあるでしょうし、ぜひ男性にも読んでいただきたい一冊です。

 また、タイトル『今日、仕事でため息をついたあなたへ、、、』の末尾にある三つの読点について「なんだろう?」と思う方もいらっしゃることでしょう(笑)。実は これ、出版社を交えたタイトル考案時の偶然の産物です(笑)。三つの読点は、例えば時間的・時代的連続性、社会における価値観の変化、あるいは仕事を通じてステッ プアップを願う女性たちの思いなど、読み手によってさまざまにイメージを膨らませていただけると思います。
(編集委員・加賀千登世)


 

     
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